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思いがけず「乳がん」になりました


2011年2月 33才の妊娠中にトリプルネガティブ乳がん発覚。1才3才息子達と、大型犬・うさぎと4人+2匹家族です。抗がん剤→出産→抗がん剤(腫瘍内出血)→手術→ホルモン治療→転移発覚→抗がん剤治療中。
by boo-koro
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乳がん告知

この日は、細胞診の結果を聞きに行きました。

これまでも、待合室で旦那さんや親兄弟と同伴している方が多く、
それを言ったら、旦那も「付いて行く」としつこい。

いや、どうせ『良性』って聞くだけだから、
仕事へ影響が出るのが勿体ない。
(どんだけ自信があったのか)
12月に、悪阻騒動で、旦那の会社にも迷惑かけてるし。
というか、上司の方は私も顔見知りの方ですし…

そんな旦那を振り切り、大学病院へ。

久々のA医師。
相変わらず、クールです。

で、入室後、結果について説明。


「検査の結果、悪い腫瘍だという事が分かりました。」


ガーン、頭真っ白。
までは行きませんでしたが、腫瘍に関する説明はあまり記憶に残ってません。
というか、そんなには話してませんでしたね。
ですが、手術を先にやる方針のようです。

それより、
赤ちゃんを無事に産めるのだろうか。
赤ちゃんは帝王切開になるのだろうか。
赤ちゃんへ母乳をあげられないのだろうか。
全身麻酔は赤ちゃんへ影響ないのか。

と、全て、赤ちゃんに関する心配しか浮かびませんでした。

ずっと、一方的に話を聞き、
思わず涙がこぼれ、どうにか聞けた質問が。
「こんなこと言ってる場合じゃ無いのかもしれませんが、
赤ちゃんへ授乳は出来ないんですか?」
これだけ。

長男は完全母乳でした。
私自身の食事もものすごく気を使ってました。
母乳にこだわっているところがあるんです。

いま(2月下旬)になると、そんなこと言ってる場合じゃない、
と思えるようになりましたが、告知を受けたばかりは
それが気がかりで気がかりで。

この頃は、

私の体より、赤ちゃんを無事に産みたい 
という気持ちが強かったんですね。
今も、その思いはあります。
が、それ以上に強欲になっているのは、

私は、長男とこれから生まれてくる子どものために、
生きなければならない。


A医師は、
・赤ちゃんを無事に産めること
・手術を先にすること
・抗がん剤治療の選択肢もあるがリスクは0では無いので避けたい
・腫瘍の大きさから「部分切除」ギリギリである
・転移の可能性は0ではない
・妊娠中の治療、手術について色々調べたいので来週来てほしい
というようなことをおっしゃってました。


診察室を後にして、涙は止まらなく、待合室で落とし物をして
おじさんに声をかけられるのと、自分が気付くのが同時だったが、
心に全く余裕がなく、お礼も会釈も出来ず立ち去りました。
あの時のおじさん、ごめんなさい。


病院を後にして、すぐに旦那へ電話。

「まじ?」

えぇ、マジです。

すぐに会社を早退して、飛んできてくれました。
その頃には涙もおさまっていたなぁ。
というか、性格上、旦那の前で泣けないし。

上司へすぐ報告し、今日はお休みをもらうことに。
午後から出社したかったんだけどなぁ。

今思うと恐ろしいけど、その足で、景気づけ?に焼き肉を食べに行き、
携帯を修理に出し、ホームセンターへ買い物に。


経過を色々話していた、ママ友達はとても心配していたので、
すぐにメールで連絡。
返信をすぐにくれた友達、何て返せばいいのか分からないと迷っていた友達、
顔を見せてと会いに来てくれた友達。
色々心配かけてしまっているなぁ。
でも、本当にありがたいです。
by boo-koro | 2011-02-01 10:45 | 告知まで
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